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行政法12~14回目(行政事件訴訟法)の復習ポイント(取消訴訟の訴訟要件を中心に)

講義の進行と少しずれていますが、今回から行政事件訴訟法の復習ポイントについて挙げていきます。
独学の方も参考にしてみてください。


前提:訴訟類型について
最終的にはそれぞれがどんな訴訟か答えられるようにしてください。
定義と、具体例が挙がるようにならないと試験では厳しいでしょう。

ただ、今のところは主観訴訟と客観訴訟の違いがわかれば十分です。

主観訴訟・・・人権侵害が問題となる場合。
客観訴訟・・・人権侵害が問題とはならないが、社会秩序の維持が問題となる場合。

こんなイメージでしょうか。

あと、憲法の学習が終わっている人は、憲法で学んだ判例がどういった訴訟で行われているかを確認するのも良い勉強方法だと思います。
時間があれば試してみてください。


①訴訟要件について(処分性)
まずは処分性についてです。
取消訴訟について、行政のどんな活動について私たちが裁判所に助けを求められるかが処分性の問題です。

今までに学習してきた申請に対する処分や不利益処分については、行政が私たちに一方的に権利を与えたり義務を課すものなので問題なく処分性が認められます。
(違法な行政行為にも公定力が働くので、取消訴訟が認められないと国民が泣き寝入りするはめになります。)

逆に、行政指導や行政計画など、行政が私たちに一方的に義務を課す内容の活動 (行政行為)でなければ、それに従う必要性がそもそもない(人権侵害の可能性が少ない)ので、取消訴訟を認める必要性もありません。(処分性を否定しても問題ない。)


ただ、例えば行政指導でも実質的に不利益を被らせるような内容(人権侵害が起こっている)の場合には、例外として処分性を認めて取消訴訟で争えるような配慮がなされています。 (処分性の肯定。)

以上の大枠を掴んだあとは、それぞれの処分性についての判例の結論を押さえてください。
このあたりは、理由まで追っているとドツボにはまります。


もしもテキストに載っていない判例が試験で問われた時は、大枠の考え方から結論を類推するということになります。(もっとも、そんな問題が出されれば受験生の大半が解けないと思いますが。。)


②訴訟要件について(原告適格)
原告適格についても、処分性と同様に判例の結論を中心に押さえてください。
原告適格については、処分を受けた者がそれを有するのは当然のこととして、問題となるのは処分を受けた者以外の者(周辺住民)に認められるかが論点です。

パチンコ屋の営業許可処分がなされた場合の周辺住民に原告適格が認められましたか?
また、原発の設置許可処分がなされた場合の周辺住民に原告適格が認められましたか?

この2つは、結論が違いましたね。
同じ周辺住民でありながらなぜ異なる結論が出されたのでしょうか?

理由まで聞かれることは少ないですが、考えてみましょう。
野畑クラスのみなさんは、講義内でお話したとおりです。


③訴訟要件について(狭義の訴えの利益)
こちらも、判例の結論が重要です。
過去問を確認しておきましょう。

④⑤⑥訴訟要件について(被告適格・管轄裁判所・出訴期間)
こちらは条文の正確な知識が要求されます。
「沖縄の人が国を訴える場合に、どの裁判所に訴状を出せば良いか」
なんて問題はおそらく出ずに、あのややこしい条文の言い回し方がそのまま出題されるので、しっかりと対策しておいてください。

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☆生まれ変わった名古屋オリジナル速習コースについて☆

LEC名古屋校のホームページに、名古屋オリジナル速習コースの情報がアップされました。
※コースの金額等はLEC名古屋校のページをご覧下さい→こちら


このコースは、以前お伝えした「必修論点コンプリート講座」を基点として合格に必要な知識を短期間で修得するコースです。

速習コースは今年で3年目になるのですが、過去2年間でこのコースから短期合格者を輩出しています。

そして今年は、新たにコースを2タイプ設定しました。


Aタイプは「名古屋オリジナル速習コース」
旧来どおり、インプットに重点を置いたコースです。
配点の6割を占める民法と行政法を軸に、一般知識を効率的に学習します。
今年はさらに記述対策講座をセットにして万全に体制をとりました。
15速習モデルスケ 


Bタイプは「必修論点コンプリート演習強化パック」
こちらが新コース(パック)で、ある程度独学で知識を修得している方向けになります。
必修論点コンプリート講座で知識の総まとめをはかり、答練・模試でそれらが使える知識になっているかをチェックすることができます。
速習強化パック 


それぞれコース化されていますが、今年は必修論点コンプリート講座単体で受講もできます。
必修論点コンプリート講座については以前掲載したこちらの記事をご覧ください。



既に名古屋校での受付は開始しているようなので、是非これらの講座を活用して一緒に勉強していきましょう!

よろしくお願いします!

新講座:必修論点コンプリート講座について

私が担当した行政書士講座の1つに、昨年・一昨年と6~9月に実施した、
速習(合格)講座plusα」
というものがあります。

全12回×3時間で、重要論点の総まとめをコンセプトとして、
これまで独学で学習してきた方、予備校を使っているがスタート時期が遅く不安を抱えている方、知識の総整理をしたい方等に活用して頂いた講座です。

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一昨年の講義風景


既に
「今年もplusαの講座はありますか?」
というお問い合わせがいくつか名古屋校に入っているみたいなので、
最新情報をお伝えします。

今年は講座をさらにパワーアップして、
「必修論点コンプリート講座」
と名称も新たにしました。





<コンセプト>

講座タイトルのとおり、
「必修論点(合格するために必ず押さえておくべき重要論点)を直前期までに仕上げること」
です。


<対象者>
短期合格を目指しこれから学習を始める方、
既に予備校の基礎講座を受講されている方、
現在独学で学習されている方、
どのタイプの受験生にもマッチする形をとります。

ちなみに、昨年はこの講座だけ受講することはできなかったのですが、今年は単独で受講することもできます。
なお、4月以降、学習スタートを考えている方はこの講座を軸とした「名古屋オリジナル速習コース」があるので是非そちらを受講してください。


<スケジュール>
全12回×4時間
6月20日(土)より9月12日(土)まで毎週17:00~21:00。
進行予定は以下のとおりです。
第1~2回:憲法
第3~6回:民法
第7~10回行政法
第11~12回一般知識

昨年より1時間講義時間を増やしました。
そのため、より詳細な講義が可能となり、昨年は触れられなかった一般知識についても触れることもできるようになりました。


<価格>
価格についてはLEC名古屋校にお問い合わせください。
LEC名古屋校のHPはこちらです。



新しくなったこの講座で、多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。

「いま」の講義を大切に。

こんばんは。

今日は寒いですね。。。こう寒暖の差が激しいと体調を崩しがちになります。
もし、体調を崩された場合、無理せず講義よりも治療を優先してくださいね。

さて、行政法の講義も半分以上が終わり、行政事件訴訟法に入っています。

私が担当するクラスの中には、行政法の途中から参加されている方がいらっしゃいます。
途中からの学習で不安を抱えている方も多いかもしれませんが、まずは「いま(現在)」の講義を大切にしてください。

確かに行政法は、最初に学習する総論といま学習している行政事件訴訟法でリンクしている部分が多いです。

たとえば、訴訟要件の中の「処分性」は行政活動の分類とつながっていますし、
「出訴期間」は行政行為の不可争力とつながっています。

途中から学習を始めた方も、最後はこのあたりをつなげてほしいのですが、
これからの講義を受けるうえで必要な認識は、
行政事件訴訟法は、「「行政の国民に対する嫌がらせ(人権侵害)に対抗する手段」の1つ。
ということだけです。

さらに私の講義では講義の冒頭で毎回上記の話をしているので、問題ないと思います。
知っている人からすれば「またか・・・」となるかもしれませんが、大事なことはしつこいくらい説明してちょうどいいくらいです。


行政法の途中から参加して、受けてない講義がある。
講義の復習が追いついていない。
そんな方でも、ひとまずいまの講義には参加してください。

受けていない、追いついていない部分は、
「商法・会社法」「一般知識」
を扱う4~5月前半で取り戻すことができます。

この2科目も確かに大切なのですが、復習に時間をかけたからといって点数が伸びる(費用対効果が高い)とは必ずしも言えないため、割り切って復習を最低限にし、余った時間を行政法の復習に費やした方が効果的と考えます。


学習スタートの時期、勉強に費やせる時間、進捗状況によって学習方法は異なります。
このあたりはなかなかご自身で判断するのは難しいと思うので、是非相談してください。


ちなみに、上記の悩みを解決する1つのツールとして、
「必修論点コンプリート講座」
という新しい試みがあります。

詳細こちらの記事にまとめましたので、参考にしてください。

検索キーワードより【2回目の受験 応援のことば】

ブログの管理画面からは、様々なことがわかります。

このブログをどのような経緯でご覧いただいたかを確認するうえで重要なのは、
「検索キーワード」

いつもは
「LEC 野畑」「のばたー 行政書士」
が多いのですが、

昨日、
「2回目の受験 応援の言葉」
という検索ワードでこのブログにたどり着いた方がいらっしゃいました。

この記事(
http://nobattagyousei.blog.fc2.com/blog-entry-376.html)がヒットしたのだと思いますが、検索した方からすれば、おそらく期待した内容とは違うものだったのではないでしょうか。

この方がもう一度このブログを見てくださるかはわかりませんが、
私なりの「2回目の受験 応援の言葉」を伝えたいと思います。



この記事を読んでいる、
あなたの昨年の試験の結果も、
これまでの努力も、
私には知るすべもありません。

それでも、このような検索ワードを入力しているということは、
今年の試験に向けて頑張ろうと、前進しようと考えているのではないでしょうか。

受験勉強は時に苦しく、残酷なものであると思います。
努力が必ず報われるとも限りません。

でも、私が見てきた資格試験の合格者はみな、
それぞれ努力をしていたように思います。

頑張っている方に「頑張れ」というのは心が痛みます。

もしあなたがいま頑張っているのであれば、
どうか「踏ん張って」ください。

受かってしまえば受験回数なんて何の関係もありません。

いま辛い思いをしているのであれば、
それはきっと合格後のあなたにとってかけがえのない何かになるはずです。


「踏ん張って」は、
私が受験生の時、友人からもらった大切な言葉です。

当の友人はとっくに忘れていると思いますが。

たまにはこんなブログもいいのかな(笑)

行政法9~11回目(行政不服審査法)の復習ポイント

今日は行政不服審査法の復習ポイントです。

講義内でもお話しましたが、みなさんが学習した行政不服審査法は「旧法」です。
言い換えれば、消えゆく法律の学習をしているということになります。

ここ数年の出題を見てみると、改正前後で共通して問うことができる分野(制度趣旨)や、改正後に制度が残る分野(教示など)からの出題が目立ちます。

まだまだヤマを張る時期ではありませんが、執行停止制度は今年出題の可能性が高いと思っています。
あとは、「○○主義」もややこしいですが押さえておきましょう。

審査請求の手続きの流れも、フローチャートを見ながら条文を確認しておいてください。
(「誰が何を何通送るのか」が重要でしたね。)

あとは、それがどのように出題されているかを過去問を眺めておくのも良いですね。


平日の講義では行政事件訴訟法の学習に入っています。

頑張っていきましょう!



3/18更新予定

行政法7~8回目(行政手続法)の復習ポイント」と、実務家講演会のご案内

ここ最近、講義の復習ポイントを挙げるの怠っていましたので、ここでまとめておきます。

今回は行政手続法。


【行政手続法】
よく、「条文覚えろ!」と言われますね。

もちろんそれはそうなのですが、まずは全体像をしっかりと掴んでください

①何のために作られた法律なのか?
国民の事後救済?
いやいや、人権侵害につながるような行政活動がされないようにするためでしたね。
目的条文である1条はしっかりと確認です。

②行政のどのような活動に適用があるのか?
行政計画や行政契約を行う際のルールについて規定はありましたか?
この論点についても、1条を確認です。

③申請に対する処分と不利益処分の違いは?
聴聞手続を覚えていても、それが申請に対する処分に適用されるのか、不利益処分に適用されるのかがわからなければ意味がありません。
申請に対する「不」許可処分は不利益処分ではないので気をつけてください。

④意見陳述手続について、原則と例外をしっかりと押さえる。
13条は原則聴聞か、それとも弁明の機会の付与か?
条文の作りにも注意してくだし。
聴聞手続の流れを覚えるのはその後です。


もちろんその他にも行政指導や命令等制定手続についても試験で問われますが、
まずは「処分」についてしっかりと学習しておくこと。

それができてから行政指導、命令等制定手続、適用除外。

最初から欲張るとパンクしますから、1つずつ片付けていきましょう。

ちなみに、昨年書いたこの記事も行政手続法の復習ポイントになっているのでリンクを貼っておきます。
参考にしてください。


行政手続法①
http://nobattagyousei.blog.fc2.com/blog-entry-239.html
行政手続法②
http://nobattagyousei.blog.fc2.com/blog-entry-240.html
行政手続法③
http://nobattagyousei.blog.fc2.com/blog-entry-242.html

 
明日、素敵な講演会がLEC名古屋校で開かれるので告知させて頂きます。
0314G.jpg  
講演内容についてはバナーをクリックしてください。

映らないテレビ画面に浮かぶものは。

地上デジタル放送が日本で始まったのは2003年12月。
アナログ放送は一部の地域を除き2011年7月24日に終了しました。

現在、自宅の部屋で見ているのはケーブルテレビのデジアナ変換。

15年前のアナログテレビで粘ってきましたが、3月12日正午をもってその役目を終えます。


テレビが見れなくとも、ゲームができるじゃないか。


いやいや、ゲームもやらなくなりましたね。
毎日のように友達が来て、マリオカートやらパワプロ(野球ゲーム)や桃鉄をやった日々が懐かしいです。

アナログテレビに想い入れはないですが、映らなくなったテレビの画面に懐かしい自分と友の姿が浮かびそうです。



ちなみに、一般知識の過去問で地上デジタル放送についての問題がありますが、いまさら出ることはないでしょう。

過去問の中にも、「繰り返して出題される論点」と「二度と出題されない論点」があります。

時事系の一般知識はある程度ご自身で判別できるかと思いますが、法令はそうはいかないと思いますので、
悩んだ際は質問してくださいね。


名古屋は雪が降ってきました。

異常ですね。

行政上の強制手段まとめ(行政法5回目・6回目の復習ポイント)

おはようございます。

すみません、更新遅れまくりました・・・

試験でも頻出の行政上の強制手段のポイントを挙げておきましたので、確認してください。
毎年これでもかというくらい、聞き方を変えて出題されるのが特徴です。


まずは、強制手段の分類図を頭に叩き込んでください。
下記文章は、その分類図をみながら確認してみてください。
それぞれ、まずは具体例をイメージすることがポイントです。

【行政上の強制執行】
私人が行政庁に課せられた義務を履行しない場合に、義務の内容を裁判所を介さずに行政機関が強制的に実現する方法
※法律の根拠が必要であり、代執行・執行罰・直接強制については条例で定めることはできない

<代執行>
代替的作為義務(義務者自身が履行しなくても他人が代わって実現できる義務) の不履行について行政庁または行政庁の指定する第三者が義務者に代わって 義務の内容の実現を図りこれに要した費用を義務者本人から徴収する方法の 強制執行。

<執行罰>
非代替的義務・不作為義務の不履行について、一定の期限を定めて履行を督促
し、期限までに履行されないときには一定の過料を科すことにより、義務者に 経済的・心理的圧力を加えて義務の履行を確保する方法の強制執行。

<直接強制>
義務を履行しない(代替的・非代替的、作為・不作為を問わない)義務者自身の身体又は財産に対して直接実力を加えて義務の 内容を実現する方法の強制執行。

<強制徴収>
金銭債務を履行しない義務者の財産を行政機関が自ら差押えて換金することで、 金銭債務を強制的に取り立てる方法の強制執行。
税金の徴収に限られない

<即時強制>
あらかじめ義務を命じていたのでは行政目的を達成できない事情がある場合に、 行政機関が、義務を負っていない私人の身体や財産に直接実力を加えて行政上 の目的を実現する作用。


<学習ポイント>
代執行の流れについて確認してください。
合わせて6条しかない条文の読み込みも忘れないように。

また、直接強制と即時強制の違いについて確認してください。
条例で定めることができるかできないかも重要でしたね。



【行政罰】
行政法上の義務違反に対し科する事後的制裁
※法律の根拠が必要だが、条例で定めてもよい

<行政刑罰>
刑法に刑名の定めがある(懲役、禁錮、罰金、拘留、科料)行政罰。
※前科となる刑を科すため、慎重な刑事訴訟手続によって行われなければならない。

<秩序罰>
行政罰のうち、比較的軽微で形式的な義務違反に対して科される制裁。
※金銭的な制裁のみであり、前科とはならないため、簡単な非訟事件手続によって行うことができる。
※条例違反に対して科される過料は、地方公共団体の長が行政行為の形式で科すことができる。(裁判所を絡める必要すらない。)


<学習ポイント>
併科の問題は、1つの義務違反に対して行政刑罰と行政刑罰を合わせて科すことができない以外は可能だと考えてください。



次の講義もよろしくお願いします。
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のばたー

Author:のばたー
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