最近、ショックを受けたことがあります。
それは、
「セミの鳴き声が聴こえないこと。」
ではなく、
「セミの鳴き声が聴こえなくなったことに気づかなかったこと。」
個人的に、季節の移ろいには敏感なタイプです。
特に、季節の終わりに関しては。
春の終わり、夏の終わり、秋の終わり、冬の終わり。
それぞれに良さがあって。
セミの鳴き声が聴こえなくなったことに気づかない程、夏の終わりを五感で感じられない程、
きっと心に余裕がなかったんだと思います。
心に余裕がないときは、いろいろなミスをします。
試験でいえば、「問題文を見落とすこと」でしょうか。
「正しいものを選べ」とあるのに「間違っているものを選べ」と読み違えてしまったり、
「不動産」と書いてあるのに即時取得成立に○をつけてしまったり、、、
なかなか余裕をもって試験問題にあたることは難しいかもしれませんが、焦っている時ほど落ち着くように意識をしてみてください。
私も、11月になったら落ち着こうかと思ったんですが、その頃には14年向けの行政書士講座が始まっています。
精進あるのみです。
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直前期に受験生がよくやってしまいがちなことがあります。
それは、『杞憂』です。
『杞憂=心配する必要のないことをあれこれ心配すること。』
出題の傾向と頻度については講義でお話してきたつもりですが、何故か自分で復習をするときになると細かい知識や分野に目がいきがちになります。
確かに、根抵当権が100%出ないとは言えませんし、地方自治法の細かい条文知識が出ないとも言えません。
でも、それらの分野の学習をするのは明らかに費用対効果が悪すぎます。
『重要論点については完璧だ!』と言える方が学習するのは止めませんが、
そんな方はほとんどいないと思います。
試験問題について杞憂するということは、
『試験日に右手が折れてペンが握れないと怖い』
などと思うのと一緒です。
試験合格のためにみなさんは左手で字を書く練習をしないですよね?
しっかり基本論点を確認して、使いこなす練習をしましょう。
みなさんこんにちは。
相変わらずブログの更新が不定期ですが、なんとか時間を作って、「これからの学習方法」について書いていきたいと思います。
そろそろ、総合答練を受講する時期になってきたと思います。
スケジュールがタイトなので、教室で受けるか自宅で受けるかは人それぞれだと思いますが、
これだけは守ってください。
『解説冊子を読んで終わりにしない。』
みなさんは、普段何をベースに学習していますか?
合格講座の講義録ですか?
合格基本書ですか?
プラスαのレジュメですか?
条文集ですか?
使い慣れたテキストには、いろんな書き込みがされていると思います。
何故か答練の時期になると、テキストや条文を使わずに、解説だけ読んで学習終了の人が激増します。
使い慣れたテキスト等に戻って、しっかり該当箇所の復習をしてください。
めんどくさいとは思いますが、ここで手を抜くと直前期に痛い目に合います。
これまでの努力を無駄にしないようにしてください。
なかなかブログを更新できずですみません。
プラスαの受講生は、今日から行政法の講義に入っていきます。
既に行政法アレルギーを起こしている方も多いかと思いますが、原因は総論部分の複雑さから来ているのかもしれません。
今日の講義でもお話しますが、総論は満点を取る分野ではありません。
むしろ、合格者でも5割程度しか得点できない分野ですから、あまり神経質にならずに、まずはプラスαでお話する内容をしっかり復習してください。
今日も頑張りましょう。
8月にもう休みがないことにさっき気付きました。。
夏らしいこと、何もしてない。
でも、『不自由』とは言わないようにします。
『不自由と嘆いてる自由』があるから。
なーんて、蕎麦を食べながら呟いてたら、
『あんたの髪型が蕎麦みたい』
と言われました。
みなさんは、どんなお盆をお過ごしですか?
今日は、朝の9:30から夜9:00頃まで講義です。
個人的に一日3コマの講義は初めてなので、なんとなく早起きしてみました。
・・・いや、なんとなくというか、レジュメのチェックが終わらなくてギリギリまで準備している悪い子です。
みなさんは、本試験日にこんなことにならないように、あらかじめしっかり準備しておきましょう!
では、今日受講されるみなさん、頑張ってください!!
プラスα受講のみなさん、こんばんは。
ゲリラ豪雨に猛暑と不安定な気候ですが、体調はいかがでしょうか?
前回までの講義で、民法の物権まで終了しました。
さて、問題演習はしていますか?
プラスαの講義では理解を前提とした知識の提供をしています。
あとは、実際に問題演習を通じて知識の確認をしてください。
最終的に解説をみて、知らない内容であれば気にする必要はありません。
(これを機に1つの知識としてしまえば良いです。)
問題は、知っている内容なのに間違えた場合です。
こちらについては、間違えた理由をじっくり検討してください。
問題文を見誤ったのか、
図表にするときに書き間違えたのか、
知識を問題に当てはめられなかったのか。。。
ある程度問題の数をこなすことは必要ですが、
ただ問題を解くだけでは成長できません。
質の高い演習を心がけてください。
前々回と、前回の復習ポイントです。
まずは相殺についてですが、講義でお話した通りで、自働債権と受働債権の区別は絶対にできるようにしておいてください。
あとは細かい要件を押さえていくことになりますが、受動債権に何か特別なものが付いていると相殺できないことが多いですね。(抗弁権とか、期限の利益とか)
受働債権が不法行為に基づく損害賠償債権の場合に相殺ができない理由は、レジュメの野畑と大橋の話で理解頂けたと思います。
(くれぐれも、大橋先生にはレジュメを見せないでくださいね(笑))
くれぐれもやみくもな暗記な走らず、それぞれ理解したうえで必要事項を暗記してください。
あとは弁済の箇所ですが、弁済の場所との関係で不特定物と特定物の話は切っても切れないので、テキストP173・レジュメの10-3は復習時に見返しておいてください。
同時履行の抗弁権は、双務契約が前提となっています。
「お前が義務を果たさない限り、俺も義務を果たさない」
と主張する権利なので、片務契約に適用がないのは当然ですよね?
単純暗記するしかない独学者との違いを見せつけましょう。
危険負担は、債務不履行と比較。
解除も、法定解除との絡みでやはり債務不履行の復習をお願いします。
頑張りましょう!
やられました。
備えておいた傘は、カバンの中の資料を守るためにだけ使いました。
でも、本当に守らなければならないのは自分の体調だったことに気付いたのが遅かったような。。
みなさんも、体調管理には気をつけましょう。